
今回、始めて癌告知されたのは親戚のおじさんとも呼ぶにふさわしいほどの付き合いをしている65歳になるおじさん。
正確には、私の父の仕事を30年以上も手伝ってくれていて僕とも30年以上の付き合いとなる小さなおっちゃんが、ある朝突然
血を吐いた・・・
血をはいたのは2015年10月中旬。
聞けばその前の日の夜から血を吐いていたらしい。しかし、真面目だけが取り柄のようなそのおっちゃんは
「仕事に行く!」
と・・・。
ちなみに小さなおっちゃんは、いまだ独身で家族なし。だから僕ら家族がそのおっちゃんの家族みたいな感じ。
僕の母は、
「血を吐いて仕事になんかいるか!」
と、彼を叱りその足で胃腸科のある病院へ。すぐさま胃カメラ検査をしたのだけれど胃の中が血だらけで詳しい状況が見えないらしい。ただ・・・
「あなた、重病ですよ」
と、先生は彼に告げて大きな大学病院への紹介状を書いてくれました。
「もっと、前からなんらかの症状、サインは無かったの?」
と、おっちゃんに聞いても
「腹が痛いとか気持ち悪いとか何もなかった」
と言うのです。
我が家から車で数分のところにある大きな大学病院行ったところ、ベッドの空きがないので隣町の病院へ検査入院してくれと・・・重病と告知されているにも関わらず近くの病院へ検査入院。
なんだ病状は悪くないんだ!大丈夫じゃん♪ってそのときはそう思った。しかし、血を吐いてその日に入院。今まで骨折でしか入院なんかしたことのないおっちゃんはさぞかしビックリしたことでしょう。
検査入院先の先生いわく
「胃潰瘍。悪ければ癌の可能性も・・・」
僕たちは、胃潰瘍であることを祈りました。
しかし、検査が長い・・・。今日は、これ。明日は、これの検査と思うように結果を知ることができないおっちゃんと私たち。食事は、絶食。絶食をすると血も吐かなくなった。数日後、重湯。重湯を飲む?食べる?食べても血も吐かず見た目はいたって元気。
この頃(11月中旬)になると僕らは
「胃潰瘍だな」
と、完全に決めつけていました。そんな時、胃潰瘍と決めつけていたおっちゃんにいよいよ検査結果が告知。検査結果は、
胃がん
なんら前触れもなく、ただ突然血を吐いただけなのに
胃がん
先生は、ほぼ手術になるだろうとのこと。
つづく
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